節目を迎えて。
「おたんじょうび」という言葉に
魅力を感じなくなったのは
いつからだろうか。
子供の頃に感じた「おたんじょうび」のうれしさ。
あれはプレゼントがもらえるとか、ケーキが食べられるとか、
そういった「うれしさ」だけではなかったはず。
いや違う。
うれしさは確かに存在する。
それを表に出していないだけ。
人間がひねくれて、
感情を出そうとしないようになって、
うれしさの度合いが減ったのかもしれない。
感情は、
それを口にした瞬間に増幅されるものだから。
だから、うれしくないんじゃない。
ただ単に、それを隠しているだけ。
今日「お誕生日おめでとう」といってくれた、
すべての人に。
ありがとう。