中古の都営バス、売却中止

首都圏のディーゼル車規制などで東京都内を走行できなくなる中古の都営バス239台を、地方に売却する都交通局の計画に、石原慎太郎知事が24日ストップをかけた。これまで「運送会社は東京で引っかかる車を地方で使っている」と批判してきたこともあり、「メンツの問題。絶対に許さない」。交通局は同日、急きょ売却案を引っ込めた。すでに48台は売却契約済みだが、「白紙に戻せるかどうか、相手方と相談する」という。

(引用元:asahi.com

「メンツの問題」と言い切る石原都知事はやはりタダモノではない。
ちなみに交通局のある幹部は「地方ではもっと古いバスも走っているので、中古の都営バスでも今より環境にやさしいはずだ」と話しているが、至極正論であろう。

てか、この理屈を持ち出すのならこの中古バスは国外にも輸出させないはずなので、結局解体することになるのだろうか。となると、その場合は解体業者に税金を支払って引き取り・解体してもらうことになるんでしょうね。
その金があるんなら、(解体業者に払う金)+(譲り受ける予定だったバス会社から受け取る売却代金)で、DPF粒子状物質除去装置)を取り付けて、つまり環境にやさしくして、無償譲渡すればいいんじゃないのか?と。