席を譲らなかった若者

まずはらくださんのブログをご覧ください。
 
なかなか考えさせられる記事です。私も列車で座っていて目の前に老人が立ったり、ちゃらちゃらした若者(こういう見方は偏見なんでしょうかね)の前に具合悪そうな老人が立ってたりするといろいろ考えたりするわけです。
私は基本的に件の若者の意見に賛成なのですが、さりとて今の繁栄は○十年前にこの老人らが必死になったおかげでもあるわけで、でも現状ピンピンしてるのは老人のほう?いや体力的には若者?
 
私も昔、こういった経験がありました。
バイト先でへとへとになって乗った帰りの列車。ウトウトしてたら見知らぬ酔っ払いジジイがいきなり頭を小突いて一言。
「お前ー、若いもんが座ってるんじゃねえ!俺に席を譲れ!」
 
ええもおケンカですよ。てかこのジジイ、先に手を出してきたばかりか、口論の末に我のリュックサックを奪い取りやがりました。もみ合いの末奪い返したところで駅に着き、その爺は降りていきました。そのころヘタレだった我は駅員に突き出すでもなく呆然と見送り、それが悔やまれるところでもあるのですが。
この経験がトラウマ(ってほどじゃないけど)になり、以降「遊んで来た(遊びに行く)年寄りには席を譲る必要なし」というのが我の基本スタンスです。もちろん例外はありますよ。ありますけどね。
 
ともあれ、なかなか難しい問題です。世間のスタンダードな考えってどのあたりなんでしょうかね。