マイホームに住もう!(2:お金を借りよう!)

人生最大のお買い物(*)・家。もちろんその購入価格も人生最大です。そりゃあ中には「いつもニコニコ現金払い!」とか言って全額キャッシュでポーンと支払うツワモノもいるでしょうが、たいていの人はそんな現金を持ち合わせていないわけで、もちろんYAKUMOも銀行からお金を借りてローンを組むことになります。
 
ところで、ローンを組んだら当然利子をつけて返さなくてはなりません。3000万円の住宅ローンを組んだ場合、利子は1000万〜1400万円くらいになります(もちろん利率によって変わります)。ということは、トータルの返済額は4000〜4400万円になるわけで、返済額の実に30%くらいは利子ということになるのです。
これはつまり、3000万円のものを買うために4400万円支払うということになるわけで、ここが「持ち家が得か借家が得か」という、家を買おうと思った人が必ず一度は悩むという命題の根っこのひとつといえるでしょう。
さらに、家(建物)はどんどん古くなって価値が下がるわけで、例えば3000万円で買った家が10年後に売ろうとしたら2000万円にしかならなかった、ということは、4400万円で家を買って、10年後に2000万円で売ったとしたら、これまでの返済分を差し引いたとしても1500万円くらいローンが残ってしまっている計算になります。すなわち、資産にはならないけど借金も残らない借家の方が得という事になります。
逆に、数十年経って建物の価値がゼロになっても土地の価値はゼロにはなりませんし、むしろ上がる可能性もある(もちろん下がる可能性もあります)ので、「俺は一生ここに住む!」とか、そこまでは言わなくても20年とか住み続ける場合は、資産として持ち家を持っていたほうが得だとも言えます。
 
で、ローンには大きく2つあって、「元金均等方式」と「元利均等方式」があります。詳しい説明は他のサイトに任せますが、要は毎月返済額が決まってるのが元利均等、最初は返済額が多くて徐々に減っていくのが元金均等。また、最初は利子ばっかり返している(元金の返済は先延ばし)のが元利均等、毎月一定額の元金を返しているのが元金均等、ということです。
乱暴にまとめると、支払い総額の少ない&終盤で繰り上げ返済する時に有利なのが元金均等、最初の負担が軽い(最初から支払額が一緒)&最初に繰上げ返済する時に有利なのが元利均等、となるようで。
 
で、なんだか小難しい話になってきましたが。
今日、銀行へ提出するローン申請書類を書いてきたんですよ。
要は「銀行さんよ、安く金貸してくれー!」ってことで。
 
(*)株で大儲けしてフェラーリ買うとか、チョロQで大損こいて膨大な借金背負う可能性もありますが(ぉ