スヌーピータウン

yakumo-v2006-02-12


大阪・鶴見緑地の近くに「鶴見はなぽーとブロッサム」という施設があります。月下美人をイメージした特長ある建物で、花卉市場として建てられたなのですが、アウトレットモールも併設されていて、衣料や靴を中心にかなりの数のショップが入っています。
オープンしたのが平成6年7月6日。ここに開業当初から入っていたメインテナントが「スヌーピータウン」でした。今は全国に13店舗を数える「スヌーピータウンショップ」の第一号店であり、日本での公式スヌーピーショップの先駆けとして注目を集めました。
ここの特徴は「スヌーピータウンショップ」ではなく「スヌーピータウン」である点。取り扱うジャンルにあわせて3つに分けられたショップをはじめ、ミュージアムやステージ、カフェも併設されていて、ステージでは毎週スヌーピーのキャラクターショーが開催されたり、ミュージアムスヌーピーの歴史を知ったり、アウトレットショップを回って疲れたらカフェでスヌーピーのパンケーキを食べられるといった風に、スヌーピーと一日楽しめる日本唯一の場所でした。
オープンしてからはや12年。最初は超満員だったスヌーピータウンも少しずつお客さんは減り始め、ステージがなくなってからはショップも都心の梅田店に客を取られ、規模がどんどん縮小されてしまいました。
そしてついに、2006年2月12日に閉店となってしまいました。
 
SNOOPY大好きなYAKUMOが、大阪に住んでいて心底良かったと思えたこの場所。おばあちゃんの代から脈々と受け継がれた「SNOOPY大好き家系」を実感できる場所でした(笑)。
何度ショーを見に行ったことか、何度ここでまったりとお茶したことか。一時期はショーのお手伝いもしたり、お正月には福袋を買いに行ったり、タウンの隅から隅まで思い出がいっぱいです。
 
最後の日となった今日、お別れに行ってきました。駐車場は長蛇の待ち行列。ショップはもうほとんどの品物が売れてしまい、ブロッサム店オリジナルグッズは買うことができませんでしたが、ここでの最後の衝動買い、いろいろやってきました(w

ミュージアムに飾られていたSNOOPYの銅像。これはどうなってしまうんだろうか。

SNOOPYの年表が展示されていたゾーン。後ろは作者であるシュルツ氏のメッセージと、奇しくも氏が亡くなった日の朝掲載された「PEANUTS」の連載最終回。

スヌーピーカフェオリジナル・パンケーキ。これを食べられるのも今日が最後。
 
最後の記念にパンケーキをお土産にしてもらって、スヌーピータウンを後にしました。
またいつか、どこかでスヌーピータウンが復活する日を願って。