エイベッ糞

 
最近世間を騒がせている「のまネコ」問題。
ITmediaニュースJANJANをはじめ、さまざまなサイトで話題となっています。ほぼ全てのサイトがパクリと認定する論調なのですが、中でも特筆すべきなのがMUSICLIFE v2:誰がAAを殺したのかというサイト。エイベックス所属の現役アーティストでありながら、すごい圧力を受けつつ(と本人が告白)自身のブログで所属会社を堂々と批判しています。ブラボー!勇気と行動力にエールを送りたい。

そもそも「著作権を守ろう!」とかのたまって、コピーコントロールCDなんぞを出す企業のやるこっちゃねえ。人にどーのこーの言う前に己が著作権を守らんかい!という感じです。そもそもこの騒動、ルーマニア語の歌であるにもかかわらず「歌詞が日本語に聞こえる!」と2ちゃんねるで話題になったことから巻き起こったわけで、そういう意味ではアーティストも被害者の一人と見ることができます。いわばエイベックスの単独犯罪。
ちなみにエイベックスのwebサイトには

当社製品に使用されているキャラクター「のまネコ」は、「のまネコ」の著作権を管理する有限会社ゼンと商品化契約を締結した上で使用しております。(後略)

と書かれていますが、有限会社ゼンのwebサイトは会社情報も企業PRも取引先も何も書かれていない、トップページのみというお粗末コンテンツ。まるで「のまネコはうちがつくったんじゃないですから!他社が作ったのを借りてるだけですから!」という、エイベックスの言い訳のために急遽立ち上げた会社とでも思えてくるような、実態の見えてこない会社です(注:当該企業がそのような会社であると決めつけているわけではありませんので念のため)。

一部では不買運動とかも行われているようです。大塚愛の大ファンであるYAKUMOとしては心苦しいのですが、せめてもの妥協点として大塚愛以外は無視するという方向で。