由々しき事態

母親の誕生日というので、両親+YAKUMO夫婦+弟夫婦で夕食を食いに行った。
寿司屋の予定だったのだが、改装中で休業のため、中華料理に変更になった。
それはまあいい。
 
YAKUMOは出かけていて、一人だけ到着が遅れた。
着いたときには既に注文も終わっていて、一品目の「牛肉のレタス包み」が出ていた。
それもまあいい。
 
料理はなかなか豪華だった。全部で9品くらい出たと思う。
YAKUMOは変な時間におやつを食ったため、あまり食べられなかった(とはいっても人並みには食ったが)。
OK、まあいい。
 
でも、それ以上に食べた気がしないのである。
なん中華なんちゅうか「あー、中華食ったー!」という達成感がないのである。
 
なぜなのか?
 
釈然としないまま家に帰る途中。
唐突に気がついた。
 
 
 
エビチリ食ってないぢゃん!!
 
 
 
中華料理を食いに行ったのにエビチリを食わなかった。
これは由々しき事態である。
焼肉屋に行って、ホルモンとチシャだけ食って帰るようなものである。
映画館に行って、ラスト30分寝てしまうようなものである。
女の子を口説いて、ホテルに連れ込んでシャワー浴びて帰るようなもんである。
 
おいおい、おまいわなにおやっとるんだ!?と。
そんなことじゃ海老好き失格だぞ!と。
そりゃダジャレもすべる罠。
 
 
あまりにも悔しいので、注文の時にエビチリを頼まなかった家族が悪いということにしよう。
あーちくしょう。