ジンクス

まあ人にはそれぞれいろんな「ジンクス」があると思うのですが、YAKUMOのジンクスを一つ。

大阪から東京に行くには鉄道・飛行機・バスなどいろいろな手段がありますが、夜行バスが大嫌いなYAKUMOはたいてい鉄道で移動します。青春18きっぷシーズンなら、大垣まで在来線で行って「ムーンライトながら」に乗る、というケチケチパターンのが王道なのですが、今の季節は青春18きっぷが売っていないため、ムーンライトながらを使うメリットがあまりありません。
そんな場合のYAKUMOのお気に入り手段は「サンライズのびのび」。
東京と高松・米子を結ぶ「サンライズ瀬戸・出雲」(途中の岡山で分かれて高松と米子へ向かう)には、「のびのびシート」と呼ばれる寝台があります。寝台といっても2段に仕切られたカーペット敷きの空間で、一人分の幅は80cmほどなのですが、隣の人との間にはちょっとした仕切りもあり、何よりごろんと横になれることもあって(毛布もついている)夜行バスよりはよっぽど快適。しかも座席扱いなので寝台料金が要りません。さらに、サンライズは大阪を深夜0時過ぎに出て東京に7時過ぎに着くという、とても便利な列車なのです。

ところが、YAKUMOはこのサンライズに一つのジンクスがあるのです。それは。
 
「YAKUMOがサンライズに乗ると、必ず遅れる」
 
これまでサンライズに乗った回数:6回。
そのうち、定時に東京に着いた回数:2回。
残りの4回はいずれも1時間以上遅れ、熱海で新幹線に振替輸送となったり、品川で運転打ち切りというパターンばかりでした。通勤時間帯に東京駅に到着するため、ある程度遅れた段階で品川打ち切りとなるのはやむをえないのですが、それにしても6回中4回とはなかなかすばらしい確率、これはもう立派なジンクスでしょう。
 
なので、今回はどうなるかなあ、とドキドキしながら、「サンライズのびのび」の指定券を手に大阪駅に向かったわけですよ。
 
列車の発車10分前、コンビニでお酒も買って、おつまみも買って、準備万端でホームに向かったわけですよ。
 
 

 

 
 
_| ̄|......○ <マタカヨ・・・
 
 
結局列車は1時間遅れたあげくに定番の「品川打ち切り」となりました。
さあ、YAKUMOがサンライズに乗って東京駅に降り立てる日は再び来るのか!?