マイホームに住もう!(15:引き渡し)

いよいよ、待ちに待った引き渡しの日がやってきました。実は12/16に完成検査がありまして、うちの親父(元ゼネコン勤務の一級建築士)まで動員してあっちこっちのチェックをしてきました。何点か細かいところを補修してもらうことにしてましたので、それが済み次第引渡しということで、それが今日でした。
なんせ引渡しですから重要なセレモニーです。引渡しまでは、建物の所有権は売主側(施工業者)にあるわけで、建築主といえど他人様の持ち物なわけで、好き勝手なことはできないのです。引渡しが終わり、鍵を受け取った瞬間に、この家は名実ともに自分の持ち物となるわけで、いわばマイホーム建築のクライマックス、お施主様の晴れ舞台!どうしよう背広をクリーニングに出した方がよかったかなあ?靴下に穴開いてない?おっと美容院にもいっておめかししなきゃ・・・。
 
 
と、思ってたのですが。
 
 
前日の夜に、施工業者のTさんがうちにお届け物を持ってきまして。
 
 
何かと思って中を開けたら。
 
 
鍵束が入ってるんですよ。
 
 
「これが新居の鍵になります。これを一度使ってもらったら、その時点で工事用のサブキーは使えなくなりますんで。明日は都合のいい時間に新居に行ってもらって、中だけ最終的に確認してもらって、もし何かあったら連絡ください。」
 
 
それだけ?
 
 
なんとまあ味気ない。セレモニーもへったくれもありません。
引き渡し、終わっちゃいましたよ。
 
 
こんなもんなんですかねえ?